アロマエステ

アロマエステは、ヨーロッパ伝来の、アロマオイルによって、心と体を癒してくれるエステの事です。
使用されるオイルは天然成分ですので、化粧品とは又違った「精油」です。
こういった植物に精油を加える事で、また扱うアロマの種類もサロンによって変わってくるとは思うのですが、エッセンシャルオイルを使用して体全体をマッサージしていきます。
そうする事によってリンパに沿ったマッサージを施術しているサロンが多いですが、エステティシャンによるマッサージとアロマの香りの相乗効果で、リラクゼーションできるという訳です。

アロマオイルによるリンパマッサージを受ける事で、血行が良くなり、老廃物も外に出るように促します。
その結果、ストレスの緩和、ダイエット、美肌にも繋がるという事です。
又、アロマオイルはフットリラクゼーション(足やせ・立ち仕事の多い方)においては、フットバスにアロマオイルを入れたアロマバスでリラックスさせてから、足の裏をさらにアロマオイルでマッサージしてくれるリラクゼーションのプログラムもあります。ハーブ、お香など、香りで癒しを求めている方には、アロマは適しているといえます。

インドエステ

インドエステの根本には「アーユルヴェーダ」というインドで古来から伝わっている医学があります。「アーユルヴェーダ」とは、生命の科学という意味があるそうです。
アーユルヴェーダでは、現在地球上に存在しているありとあらゆるものは5つの元素から成り立っているという考え方を基本にしています。
その5つの元素とは、空、風、火、水、地です。この5つの元素の組み合わせによって、物質というのが成り立っているというのが基本的な考え方です。
もちろんアーユルヴェーダでは、人間も、この5つの要素によって成り立っていると考えられています。

ちなみに、人間はその元素の組み合わせによって、3つのタイプに分けられるといわれています。
アーユルヴェーダでは、このタイプのことを「ドーシャ」といいます。このドーシャのバランスが人間は時として崩れることがあります。
このバランスの崩れが体の不調の原因とアーユルヴェーダでは考えられています。体の不調とは、具体的にむくみなどの症状のことを指しています。
インドエステでは体に独特のマッサージを行うことで、体にたまった老廃物などの排出を促します。
こうすることで、ドーシャのバランスを元に戻し、体の流れをスムーズにいていくわけです。

脚やせエステ

どんな人間でも必ず立ったり座ったりする時に脚を使わない人はいません。
日々の生活の中で1日中立ち仕事の姿勢を続けていたり、逆に座りっぱなしだったり、又、きつい靴を履く、足を組む、こういった悪癖は脚に老廃物を溜める結果となります。
リンパや血液というのは絶え間なく体を循環しますが偏った姿勢を続ける、血液の流れを妨げるというような事を日々続けているとそれが蓄積して、脂肪細胞と結びついて「セルライト」を作ります。
セルライトと言うのは、オレンジの皮の表面のようにボコボコとしていて、それが脂肪の付きやすい箇所に付いてしまうとダイエットをしても脚に効果が現れなかったり見た目にも太く見えます。
又、水分や老廃物をきちんと循環させていない為にソックスなどの跡がくっきりと残ってしまうのです。
これは「むくみ脚」といって、脚が重く上半身が痩せていても脚がブヨブヨして、コンプレックスに感じる人が多いようです。それを改善するのが脚やせエステです。

リンパドレナージュ

殆どがリンパに沿ってマッサージを行う、リンパドレナージュがメインです。
まず最初に、フットバスや赤外線ドームで全身を温め、次にスリミングジェルやソルトでねじるように太ももをマッサージしていきます。
頑固なセルライトには「マッシュファット」といて、脂肪をつぶすように、しかし、プロのエステティシャンによる施術ですので力の入れ加減などは万全です。
その後、引き締め効果のあるローションでのタッピング、セルライトでたるんだ下半身に働きかける「グルーティアスアップ」でヒップや太ももを引き上げて1コース終了です。
これはあくまでもほんの一例で、イオンパック、海藻パック、パラフィンパックなど、脚を引き締め、更にケアする方法、低周波やレーザーで脚のセルライトを除去する方法と、脚やせ1つとってもこれだけの種類があります。
ともあれ、日ごろからエステだけに依存するのではなく、体を冷やさない工夫、たばこやアルコールを控える、適度な運動、食生活の改善、なども美脚への第1歩といえます。